あ〜ぴょんの山レポ

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〜2006年3月19日/越知町五在所山〜

久しぶりに五所山に登った。久しぶりと言っても年に何度も来ているから、
ほかの山の 「久しぶり」 と比べたら、ぜんぜん久しぶりじゃない。
「またまた五在所山に登った。」と言うほうが適当かもしれない。

今日は朝から風がビュービュー吹いて、さながら台風が過ぎ去った後のような状態なので、
足場の狭い岩場の山は危ないと思った。だから、五在所山にした。
越知町の国道33号から右折して橋を渡り、2つ目のトンネル(浅尾トンネル)を
抜けてすぐに左折して狭い道を下って沈下橋を渡る。
本来なら対岸の、もうちょっと広い道から入るのだけどまだ工事中。
だけど一瞬、「解除中」という札が貼られていたような気もしたが、
ま、沈下橋渡るのもいい感じなのでいいやと思って下ってきた。
沈下橋は、けっこう長い。流れる川は、幅いっぱいではなく、小石の川原の面積も広い。
のどかな風景だ。

橋を渡った後は、黒石小学校、桑藪への道を上がっていく。
狭いが、来慣れた道、だけど、今日はやけに車が多い。さっきから、何台もすれ違う。

正月に来たときは、まだ雪が残っていた路肩や畑も、さすがにもう雪の後すら見られない。
だけど、山の上はたぶん寒いだろう。今日のこの強風の中、五在所山の山頂で、
10分といられるだろうか。無理かもしれない。

いつものカーブ脇の、ミラーの下の草地に車を止めて、身支度して、少し車道を歩く。
上り坂のこの車道の数十メートルを登山口まで歩くのが、
実はけっこう息が切れるのだけど、外見的には平気そうに歩くのだー。
なぜかというと、登山口までずっと民家が立ち並んでいるので。。
まあ、じっと見る人もいないのですけど。人が出てると挨拶します。
もしかしたら、年に何度も来るあ〜ぴょんの車は記憶されているかもしれんとも思うのです。

登山口から山道へ。すぐに日当たりのいい斜度の急な登りになって、
ふくらへガツンときます。前の日にバレエ教室でシャンジュマンの練習とかやって
いたりすると、カッキンコッキンになっているから攣らないように、
足を上げたときいちいち力を抜きながら前に出します。

登り始めてすぐ、桜が咲いていました。

斜面を登りきる寸前、小さな畑みたいな場所があって、その側のアセビの木も
ちょうど花をつけていました。

鈴なりのアセビの花。

登山道は木陰のつづら折になり、斜度のきつさはややましになるものの、
まだまだどんどこ登りが続きます。
左手に祠へ上がっていく古い石段が見え、通り過ぎると登山道に大きな鳥居が出現。
五在所山の神さま、今日もお邪魔しますー。

鳥居をくぐって、カーブするところに、祠へお参りする道がある。
以前はうっかり通り過ぎたりすることもあったけど、今は見落とさずにお参りします。
ほんとは手前にあった、古い石段を登るのが “表” なのだろうけど、
きついので、、いまだ登ったことがありません。

お参りしてから登山道へ戻りかけたとたん、絶妙のタイミングで

 「ぴよんぴよんぴよんぴょん、ぴよんぴよんぴよんぴょん」

って、曲が鳴り始めた。

 「えーっ!」

まるで、お参りが終わるのを待っていたかのようなタイミング。
直前に、確かにプレイヤーを一時停止にしたけど、
ちょうど曲と曲の間だったのもグッドだったし、私が押してもいないのに
再生するプレイヤーも、、気が利いてる???
ときどきいきなりブッツンと電源が落ちたりするようになったデジタルプレイヤー
だけど、たまにこんなお茶目な現象も起きるのです。ま、ヒップバッグの中で偶然、
playボタンに圧がかかったのが真相ではあるのでしょうが…。

ちなみにそのとき始まった曲は、『悪魔の手毬歌』・・・・・。もちろん人間椅子の曲です。
『悪魔の手毬歌』といえば、横溝正史の金田一シリーズの映画が思い出されますが、
シリーズの中でもあ〜ぴょん、個人的に一番好きな映画でもあります。
BSなんかでやっていると、何度でも見てしまいます。

 「ますやのむすめはじょうごでのんでー、」

と歌いながら、登山道を登っていきます。でもすぐに息が上がるので
おとなしくなります。

この辺で、やっと水平道になります。
ベンチが置いてあって、
ザックを下ろして一休みしやすいです。

標高が上がっていくにつれて、強風が直接吹き抜けていくようになり、
体温も下がってきました。土俵場へ行く道との分岐も過ぎ、帰りのコースとの分岐も
過ぎて、水平道までくるとさらに突風!ここは雪の日に来ると、風で小さい雪庇が
できていることもあって、きれいだったりします。だけど、寒い。

水平道が終わると樹林の中の急登、いったん緩んでまた急登。だけどもう、
頭上に五在所神社の鳥居と社殿が見えます。また、来たよー。

五在所神社の鳥居が見えました。
登山口から1時間弱です。

古い石段を数段登って、石灯籠の側に置かれてあるお清めのお塩のビンの蓋を
開けて手に取ると、ちょっと湿気っているけど両手に揉んで擦り込んで
パンパンとはたきます。これで清めになるのかどうかはわかりませんが…。

神社でお参りをして、裏手の三角点の展望所に向かいます。
両側にツルシキミの常緑が這う踏み跡を少しだけ登るとうっわー、やっぱさみいっ!
いつも風が強くて寒いけども、今日はまたすっごい風で、あっという間に手がかじかんで、
体も冷え切ってしまいました。
展望所から、曇った空を見上げると、思ったとおり今日は石鎚山は見えていません。

雨ヶ森は見えていました。

ここで登頂した記念写真を撮るのはけっこう露出の差が激しくて、
人がつぶれるか、バックがとぶか、になってしまいます。
あと、顔も木の影が映ってまだらになったりして。

山頂は木陰なので、遠景の石鎚山系と
一緒に写るのはよほどの好条件じゃないと…。

さっむいので、今日はすぐに退散。神社まで戻ってノートに記帳して、下山。
帰りのコースから、土俵場まで下りて、そこでちょっと遅いお昼を食べながら、ブログに書き込みー。
土俵場は日当たりがいいんだけど、それでも風が吹くと寒いー。
携帯片手におにぎりと、大きなシュークリームを食べました。だけど、
シュークリームが大きすぎて、クリームを携帯の上にぼったり落としてしまいました。

 「ぎゃー、めったー、、、」

やっぱ山に登ると甘いものが欲しくなるよ。
でかいシュークリームとか、バナナケーキとか…。
ぎゃー!
生クリーム&
カスタードクリームが
携帯の上にっ(汗)

あんまりのんびりしていられる気温じゃないので、立ち上がって下山です。
土俵場跡からは少〜し登り返しになって、北東側の一角を下りていきます。
途中、五在所山の山頂が見える場所があるけど、こちら側から見る五在所山は、
黒々と、木々が生い茂った姿をしています。

帰りのコースの途中に、
五在所山の山頂を見ることが
できる場所があります。

十田峠の四差路で、ちょっと立ち止まっていると足元にぽとっ、、って、
ヒノキみたいな木の枝が1本、落ちてきました。拾い上げて、頭上を見上げて

 「もろうたでー。」

ザックのショルダーのキーホルダーに差して帰りました。

十田峠の四差路。
そのうち正面の尾根にも
登ってみたいと思うのですが…。

十田峠からしばらくは、赤土が掘れたようなつづら折にけっこう石がゴロゴロしていて
歩きにくいけど、相変わらず道幅は広いので危険はありません。
ずーと下りていくと小川が流れ、休耕田やら畑が現れて、目の前が開け、いきなりのどかな
昔懐かしいような光景が展開するけど、また陰地に入って、今度は奥まったところに
滝が流れていたりします。だけど、滝の横にはオレンジのタンクや黒いホースが見えるので
ちょっと興ざめ。まあ、すぐ下にはもう民家があるからしようがないね。

こんなのどかな場所もありぃの、、
こんな滝もあります。

去年5月頃登ってきたときは、その滝に新緑が映えて、すっごくきれいだったけど、
今日はいつもどおりの姿でした。でもちょっと立ち止まって写してみようかな、
っとデジカメを構えていたら、滝の横の、タンクのところにひょいっと人が。
あれま、、自分ん家の裏から登っていく道でもあるんだろうか。
それにしても、この渓の水源は、どこにあるんだろう。五在所山の山頂からはだいぶ
ずれている気がするし、登山道の上のほうには水の気配はまったくない。
山の斜面の一角に集中的に集まる溝か水脈でもあるのかな。

滝を過ぎたら竹やぶがあり、もう民家の裏手に出てくる。
横を通って車道へ下りて、車に戻る。
帰路の途中も、けっこう車とすれ違った。スクールバスも2台。
日曜なのに、なんか学校行事でもやってるのかな、、と思ったら、
後で聞いた話によると、なんとこの日、黒石小学校の休校式があったのだそうだ。
道端の、「まだ間に合うかな」 と書かれた立て札と時計が大好きだったのに、
ちょっと寂しい気がします。


  
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