あ〜ぴょんの山レポ

四国の山トップページへ

〜2006年12月24日/横倉山ぐるっとひと回り・後半〜

■横倉宮〜平家の穴

すぐに段々の登りとなって、あっさり横倉宮に着いちゃった。

南尾根ルートから
横倉宮に到着。

誰もいないしやっぱり寒い。お参りをしてすぐに裏手の道へ。

いつもは通り過ぎる、「平家の穴」 への分岐でなぜが今日は立ち止まり、

  寄ってみようか、、、

という気になってしまった。

横倉宮の建つ崖の下の寂しい場所に、岩で蓋をされたように小さな隙間を覗かせている
「平家の穴」の奇岩。もう何年も見に下りていっていない。
道はけっこうがんがん下りになっていて、途中にある岩屋の祠のあたりが
めっちゃくちゃコワかったのを覚えている。
私が行ったときは祠も壊れかけていて、祭壇のいろんな道具やら何やらが
乱雑に散らばっていたせいもあったと思う。
たぶん今行くと、あの祠もきれいに建て直されているのではないかと思うのだ。

  「それでも怖いかもしれないけどな。」

そう呟きながらも、すでに下り始めていた。
日当たりが良くて土が白っぽく乾いているが、以前は土留めのための石灰石が
緩々で、足を乗せると滑りそうでおぼつかなかったのが、
前よりずっとしっかりした道になっていてホッとした。

しかし、、下っていく途中の御神木かと思うような2本の大杉の間まで来ると、
あ〜ぴょんの足はピタッと止まってしまった。
すでにそこからコワい。
その先から強烈に放たれる何か、、、何かわからんけどよねー、、
なんでかあ〜ぴょんは、そう感じてしまうのよねー。。

  「ひぇ〜〜〜、、やややっぱりコワいここ。」

ちょっと緊張してきた。あたりの空気もろとも、ピキピキピキって感じです。
だけど、落ち着いてゆっくり行こう、と思ったので(引き返したいとは思わなかった)
行く手に見えている岩屋の祠の屋根らしき一部をじっと見つめながら下りていきました。

岩屋の祠が見えてきました。
(平家の穴へはまだもう少し、
 右へ左へ下っていきます。)

そして岩屋と、お社の前に到着。思ったとおり、お社は新しくなっています。
龍と亀の彫がすんごいかっちょえい。
相変わらずあたりがピキピキしてましたが、じぃっとそこにいると、「コワい」と思っていた質が、
ちょっと違うものに感じられ始めて、それは「怖い」ではなく
「強い」なのではないかと思えてくるのでした。

岩屋。
ここも修行の場だったのでしょうね。
いの町のしゃくぜんの滝の岩屋より
ちょっと狭い感じです。

お参りをして、そろりそろりと退去。そしてさらに下へ、下っていきました。

そして「平家の穴」の前に到着。正面からががーんとそびえる岩肌のさらに上部には、
横倉宮があるのだ。が、もちろん下からは見えない。
上から覗き込んでも(馬鹿試しという。)下は見えないし。

しっかしこの岩の姿、まさしく奇岩、、、。驚くほかはないですね。

「平家の穴」穴というより亀裂というか、
溝というか。
上部はこんな感じです。

今日はこのまま引き返すことにして、後日またお天気のいい日に再訪しようと決めて、
「平家の穴」を後にしました。
登り返す途中でまた岩屋の祠にご挨拶。(素通りなんてできませんよ。)

■畝傍山眺望所〜下山

もとの道に上がって、メイン道ではなく右手の樹林帯の中を通って、直接御陵参考地の
まん前(というか敷地内)に出る道を歩く。そして御陵の階段を下ってメイン道へ下りて、
ちょろちょろと少な目の渓を跨いで畝傍山眺望所へ向かう段々道を登っていって、
またまた景色を眺める。
横倉宮のある屹立したピークをぼっけーー、と見ていると、今まで恐くてできなかったけど、
今度、平家の穴に入ってみようか、、、
と思ってしまった。一度そう思ってしまったら、たぶんそう遠くないうちにやるだろう。

畝傍山眺望所から、てっぺんに
横倉宮のある「馬鹿試し」を眺める。
下部の石灰岩の岩場の下に
「平家の穴」 がある。

横倉宮に戻り、鳥居の下の階段を下りて、北側の登山道を杉原神社まで下ります。
その途中、大好きな田口神社に寄ると、わー、すんごいきれいになっちゅう!

田口神社。
「こざっぱりしちゅうねー、田口さま。」

祠の周辺が、さっぱりと掃き清められ、花が添えられていました。
ここをいつも掃除されているのは、平家のご子孫でしょうか。

杉原神社でちょこっと記帳して、下山は表参道の階段ではなく、
第3駐車場への登山道でもなく、表参道の階段の側に続いている側道みたいな道を
下ることにしました。
メントで固められた小道なので濡れているとスリップ注意なのですが、
幸い今日はその危険は少なそうでした。

落ち葉が積もっちゅうけど
下はメントが塗られています。
こーんな感じで
ぐるぐるもうちゅう(回ってる)場所もある。

最後は表参道の石段に合流し、
第2駐車場横の登山口へ降り着きます。

そこからはのんびり車道を歩いて15分、第1駐車場まで戻りました。
道すがら、ストックを肩に担いだり回したりしながら、「あー面白かった!」
とか呟きながら余韻を楽しんでいると、最初に登った南遊歩道の登山口の前で、
目の前に上からカランカランと何か落ちてきました。

頭上ではしきりに小鳥が鳴いていて、落ちたものを拾ってみると、おっきな豆の鞘。
硬く乾いていて、パカッと開いた片割れでした。
これー、なに?と思っているとまたカラカラと落ちてきて、合わせてみたけど対じゃないみたい。
これー、木の上から鳥が落としたのかなー。
家に帰って調べると、ニセアカシアの実、らしい。
空豆よりでかいと思われるほど鞘の凹みは大きいのですが、実際の実は、
笑っちゃうぐらいに小さいみたいです。

上から落ちてきた、ニセアカシアの実の鞘

最後にそんなこともあって、なんかすんごい楽しい一日でしたー。

  四国の山トップへ