天狗ノ森:1,485m〜大引割縦走<登山口:東津野村国民宿舎天狗荘駐車場>

天狗ノ森縦走路

 日本三大カルストの一つ、四国カルスト・天狗高原は1400m高位の高原カルストだ。西側には五段高原、姫鶴平などの牧歌的な景色が広がり、キャンプに訪れる人も多い。その四国カルストの東にあるのが天狗ノ森だ。そこから尾根道を通って四国の道へ下り、大引き割までを紹介する。

カーレンとシモツケソウ  2つある登山口のうち左の方から登ると瀬戸見ノ森の展望所を経て天狗ノ森へ直登できる。登山口からたいして標高差はないと思っていたが、距離は短くてもけっこうな登山道だった。

 10分も行くと瀬戸見ノ森の展望所に着く。天狗荘や天狗高原が眺められる。さらに20分ほどで天狗ノ森山頂へ。涼しい、はずなのだが夏は陽射しが白い岩に反射してむちゃくちゃ暑い。

 尾根道からさらに東方を眺めると、次なる目標ピークの黒滝山の向こうにとんがった不入山、その左には白い石灰岩が残雪のように見える鳥形山が望める。縦走路はシモツケソウやホタルブクロ、ウツボグサ、ミズヒキ、ギンバイソウやカラマツソウの仲間など、様々な山野草が見られる。

↑黒滝山から四国のみちに下った
ところにある分岐

ヒメシャラの並木→

四国の道

 天狗ノ森から1時間弱で黒滝山に着く。大木の横に4等三角点がある。
山頂というより“峠”といった感じだ。展望はぜんぜん利かない。
ここから道は下りとなり、分岐を大きく折れて四国の道へ下る。
四国の道は幅も広く、緩やかで各所に標識も立っている。
大引割ヘ向かう道には赤い木肌が美しいヒメシャラの並木があり、
静かで落ち着いた雰囲気がある。全体に深い緑に覆われ、日の射さない道が続く。

道は緩く大引割へ下り、うっそうとしたササに覆われた大引割に到着すると、
説明板やベンチが設置されている。
説明板の前、数メートルのところに細長い溝があり、これが大引割である。
途中の岩がでこぼこしていて視界が遮られるのだが、どうやらそうとう深いらしい。
真っ暗でよく見えない。太古の地震でできたという、何とも不気味な大地の亀裂だ。
少し離れた場所に小規模な「小引割」もある。 
大引割から登山道はさらに、引割谷へと下っているが、途中で登山道が崩れている場合がある。

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